催事では、お客様と直接お話しできるので、いろいろなご意見やご感想をいただき、とても刺激になります。
秋のパウンドケーキ「ラムレーズン」に切り替えた日。
試食を召し上がったお客様から、こんなご感想をいただきました。
「もっとレーズンもラム酒もたっぷりがいいな」
わかる!
わかります!
レーズンもラム酒も、もっとたっぷり。
きっとおいしいです。
あの、有名なバターサンドも、レーズンたっぷり。
でも、このご感想はありがたくいただくだけにしました。
理由は、あと1粒で超えてしまうから
源喜の個包装パウンドケーキには、
「1個あたりの糖質を1g以下にする」
という基準があります。
誰かに決められた基準ではありません。
私たちが勝手に決めて、守っている基準です。
ラムレーズンの場合、レーズンをあと1粒増やすと、糖質が1gを超えます。
たった1粒。
けれど、その1粒を入れないのには理由があります。
低糖のお菓子を探して源喜にたどり着く方の中には、糖質量を細かく確認しながら食べるものを選んでいる方もいらっしゃいます。
「もう少したっぷり入っていたらおいしい」と思う気持ちもよく分かります。
それでも定番品として作り続けるなら、源喜は今の基準を大切にしたいと思っています。
ただでさえ糖質の高いドライフルーツ。
秋の味にと、どうしても使いたかった干し葡萄。
「ガツん」とラムレーズンを楽しむお菓子ではありませんが
源喜パウンドケーキの中では、しっかりした風味が出ています。
特別バージョンならば、いつかは・・・
とはいえ。
「レーズンもラム酒も、もっとたっぷり」
私も食べてみたい(笑)。
何かのイベントで、糖質量もしっかり表示したうえで「特別バージョン」として作ることはあるかもしれません。
そのときは、そのとき。
定番のラムレーズンは、今年もいつもの配合でお届けします。
笑顔の食卓へ。
おいしいものを作りたい。
それと同じくらい、食べられない人を1人でも少なくしたい。
あと1粒を入れるか、入れないか。
そんな小さなところにも、源喜がお菓子を作る理由があります。

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