現在は製菓製造業として営業を続けている低糖専門キッチン源喜は、その名のとおり低糖食だけを提供するレストランとしてオープンしました。

素敵な商品ですね、誰かを助ける商品ですね。
よくそんな言葉をいただきますが、そんな大志を抱いていたわけではありません。
開業のきっかけを正直に言うと、「わがまま」なんです。

たまたま出会った糖質制限食に魅せられたものの、低糖食を作ってくれる飲食店がなかったからレストランを作り、レストランが暇すぎて開発に明け暮れた結果、たくさんのメニューやスイーツがうまれたという、今では日本中にある糖質オフのお店の方々に比べると恥ずかしいような経緯です。

源喜はわがまま。食べたいものだけ、美味しいものだけ

「食べたいものを糖質オフで作ってほしい」
「低糖だろうが美味しくないなら食べたくない」
持病を持たない私たちがそんな気持ちで開発していますから、これなら隣のケーキ屋さんのほうが美味しいよ?と日の目を見ないままお蔵入りした試作品は山のようにあります。
我慢してまで「低糖だから食べる」つもりもありませんし、「低糖だからこんなもの」と妥協もしません。
美味しいものだけを楽しみたい源喜のわがままはずっと変わっておらず、イチ消費者としての源喜だからこそお客様の気持ちに近いような気がします。

だからこそ、真剣に向き合う

自分たちが食べたい美味しい糖質オフを追求してきた結果、たくさんの方に求めていただき、日本全国へ商品をお届けするようになりました。
販路が広がるということは、商品を全てのお客様に手渡しすることができないということ。
どんな人がどんな目的で購入されたのか、対面でお話をして知ることができません。
きっと中には持病を抱えた方もおられることと思います。
医療免許を持たない私たちが、栄養成分に特化した商品を開発・製造し販売することの重みを肝に銘じて、よくわからない原料は使わず、わかりやすくシンプルな原材料を心がけ、真剣に商品開発を続けています。

低糖と気づかれなくてもいい

スイーツは嗜好品。どうしても無くてはならない存在ではありません。
お腹が空いて、生きるための食事を求めてパティスリーに行く人はいないでしょう。
製菓は「特別」でなくてはいけないのです。特別だから、美味しいのはあたりまえ。
箱を開けた瞬間や、口に含んだ瞬間に、真っ先に喜びを感じていただきたいと考え、邪魔にならないパッケージを心がけています。健康の押しつけをせず、純粋にスイーツを楽しんでほしいから。

低糖なのに美味しいと言われるよりも、ただ「美味しかったね」と、低糖だと気づかれないまま楽しんでいただけたなら、そんな嬉しいことはありません。
それこそが私たちが大切にしてきた「たべる喜びげんきの源」だと思うのです。

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